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インプラントの手術方法

インプラントの手術には"1回法"と"2回法"とがありますが、いずれも想像以上に簡単に終るもので、抜歯の際のように局所麻酔が使われるために殆ど痛みを感じることはありません。

"1回法"は非常に簡単な手術で、歯槽骨にインプラント体を埋め込むときに大きめの蓋を取り付けて

"2回法"では埋め込んだインプラントを歯肉で被って一旦完全に見えない状態にして、数ヶ月間粘膜の下に荷重をかけずに置き、歯槽骨と結合するのを待ちます。

そのために通常、下顎で3~4ヶ月、上顎で6ヶ月程度、骨造成をした場合には最低6ヶ月程度、骨粗しょう症などで骨が柔らかい場合には24ヶ月程度時間をかけてという結構長い時間をかけて治療が行なわれます。

この期間にインプラント体が骨と強固に結合することができれば、治療は殆ど成功したようなもので、 「骨との結合がインプラントの成功のカギ」とも言われるように、この"初期固定期間"は非常に重要な期間となっています。

ネジ付のインプラントの中には、この際にかける力を調整することができるものもあって骨結合をいかに確実に行なうかという課題に対しても、メーカーごとにさまざまな開発がなされています。

インプラント体が骨と結合したら次に、"アバットメント"と呼ばれる台を取り付けます。

このように治療中に余計な力が加わることもないためにより安全で、骨が吸収されていて骨造成や骨移植を行なわなければならない治療の場合には必ずと言って良いほどこちらの方法が選ばれています。

つまり「 "2回法"の方が"1回法"よりも安全で確実な方法である」、という考えが常識のように思われていました。

しかし、"1回法"では治療期間中に"アバットメント"にかかる力が"2回法"よりも多少多くなるためか、現在ではその成功率も殆ど変わらないことが分かっています。

歯槽骨にインプラントを埋め込む穴を作るのは、一般に電気ドリルが用いられますが、骨の柔らかい上顎や骨吸収が進んでいて細くなっている場合には、"骨ノミ"で叩いて穴があける場合もあるようです。

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