インプラントの治療法は、開発当時には"骨膜下インプラント"という手法で、それが次第に現在主流となっている"骨内インプラント"へと発展していきました。
"骨膜下インプラント"というのは、粘膜と骨との間にインプラントを入れる方法で、今でも顎の骨が貧弱で吸収が多い場合に行なわれることもあるようですが、成功するかどうかは医師の技量にかかっていると言われるほど難しいものです。
一方"骨内インプラント"は、顎の骨にインプラントを埋め込んで歯肉の上に出る部分に人工歯を固定する方法で、歯根部と人工歯を支える台の部分が一体となったインプラント体を埋め込む"1回法"と、まず歯根部を埋めて歯槽骨とくっつくのをしばらくの間待って、それから人工歯を支える台を取り付ける"2回法"とがあります。
また、その形体にも厚さが2㎜程度の薄い板状の"ブレードタイプ"と、と呼ばれる歯根状のものとがあり、"ルートフォームタイプ"にはさらにインプラント本体が円柱または円錐の"シリンダータイプ"、インプラント体にネジが切られた形状の"スクリュータイプ"などがあります。
"ブレードタイプ"は骨結合を起こさないタイプなので丈夫を天然の歯とつながなければならないうえにインプラント体の周囲の骨が炎症を起こすこともありますが、欧米では顎の骨が狭い症例に多く使われているようです。
インプラントで歯を1本だけ再生させるのは、非常に簡単でしかもブリッジのように両隣の歯を削る必要もなく見た目も付け心地も殆ど天然の歯と変わりがありません。
インプラントで数本の歯を再生する際には、1本の場合同様に数本のインプラントを歯のない部分に入れて、その上に人工歯を被せます。
また、歯が全くない場合でもインプラントは可能で、インプラントのヘッドの部分をバー状の装置で連結してその上に取り外し式の人工歯をしっかりと固定させることができます。
この場合も、歯槽骨に歯根を埋め込んであるために、通常の入れ歯とは付け心地や使用感が全く異なります。
知っておきたいインプラント情報は、インプラントについて解説しています。
インプラントの治療が日本の歯科医院で行なわれるようになったのがつい最近のことであることから、私たちは"インプラント=最新の歯科再生治療"だと思いがちですが、実は世界の歴史を見てみると紀元前から行なわれ・・・・